ライディングに対してスポンサーがつくとか、知名度が上がるということには、当然ある程度のスキルが伴うべきものだ。で、そこで言うとぼくにそのスキルはないと自覚している。
でも、ただ乗る事が楽しいとかあの技がやりてーとか、そういう短絡的な理由で乗れる性格ではないし、鼻からそのつもりもない。面倒な性格だ。
幼少期から勝利至上主義の「スポーツ」に関わって高校生で晴れて燃え尽きたぼくとしては、BMXのスポーツとしての要素だけを楽しむ事は出来ない。だからと言って、乗る事が楽しい、新しい技がやりてーというピュアな価値観をコケにしたいわけでもないです。
じゃあテメー何がしてーんだと。
どんな範囲であろうと何かしらの世界に変化が生まれる事や、影響を与えることを含め、どこかの誰かのコピーアンドペーストではない状態で、BMXに向き合っていたいんですね、恥ずかしいことに。有名無名に関わらず、そういうモチベーションでBMXに乗る事は出来るし、他者からチヤホヤされる事に拘らなければ、シーンに影響を与える一要因になれる。(…と思い込むようにしているだけかも。)
「頭の使い方一つですぐにつける核心」
って昔MC漢が言っていたけど、個人的にはまさにその通り。BMXやらスケートやらっていう、ルールとか明確な勝ち負けへのアンチテーゼの塊みたいなものにハマってるんだから、発想の転換とか頭の使いどころをパフォーマンスに反映させたいってのは当然のスジだと思うわけです。
その昔、とある有名ライダーに「シーンの事はおれらに任せて、お前らはとにかく乗ってくれ」って言われた事があって。今考えれば「難しいこと考えなくていいからとにかく楽しんで欲しい」ってスゴく男前でありがたい言葉なんだけど、妙にムカついた…というか悔しかった記憶がある。「ローカルライダーはシーンの蚊帳の外かよ!ずいぶん上からじゃねーか。ナメんなよクソ!」ってな感じで。とある有名ライダーに今更突っかかる気なんてないし、ぼくがひねくれていたのがそもそもの原因だけど、下手くそローカルライダーなりに、シーンへの影響も含めてBMXに向き合いたいっていう気持ちは未だに持ち続けているつもりです。
じゃあテメー具体的に何を考えてどんなことやってきたんだと。
前フリが異様に長くなりましたが、自分なりになるべく謙虚に丸腰で、少しずつ書いていきます。
つづく。
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